第29回女性文化賞は、松原文枝さんに決まりました ◆米田佐代子(女性史研究者)
2025.12.11 Thu
詩人の高良留美子さんが1997年に個人で創設された「女性文化賞」を2017年の第21回から引き継ぎ、毎年1回「志を発信している女性の文化創造者」に手づくりの賞をさし上げてきました。
出来ることなら後1年生き延びて「第30回(米田の10回目)」を出したいと思っていますが、できるか
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カテゴリー:マイアクション
孫石熙・著 権学俊・訳『場面──報道の現場から見つめた韓国社会』 ◆法政大学出版局編集部 奥田のぞみ
2025.12.11 Thu
メディアが支える韓国の社会運動
韓国で#MeToo運動が始まったのは2018年、テレビの報道番組『ニュースルーム』で、現職の検事が幹部から受けた性暴力を告発したのがきっかけでした。その番組のニュースアンカーが、本書の著者である孫石熙(ソン・ソッキ)です。
孫石熙は、この件を
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カテゴリー:著者・編集者からの紹介
沢山 美果子・著『乳と捨て子の〈近代〉―産み育てる現場から』 ◆ 岡庭由佳(吉川弘文館)
2025.12.10 Wed
明治国家が形成される時期に、女性や子どもをめぐってどのような変化があったのかを、「捨て子」「乳」という2つのテーマから探った本です。ぱっと見るとこの2つの語句には飛躍が感じられる方もいるかもしれませんが、「子どもの命をつなぐこと」という視点が通底し、歴史的な変化を捉えていきます。
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カテゴリー:著者・編集者からの紹介
オランダ移住の記 ―12月のオランダ便り――選挙、映画祭、子どもの権利から見える“社会のやさしさ” Sami
2025.12.10 Wed
みなさま、お久しぶりです。
いかがお過ごしでしょうか。
オランダでは寒い冬が始まり、雨が続く日々です。
そんな灰色の空の下でも、街には少しずつクリスマスの明かりが灯り、12月らしい季節がやってきました。
みなさんはどんな一年を過ごされたでしょうか。
今日は、最近オランダで耳
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カテゴリー:連続エッセイ / オランダ移住の記
石川優実・著『私が私を取り戻すまで 性暴力被害のその後を生きる』 ◆三葉(新日本出版社・編集部)
2025.12.10 Wed
傷が少しでも癒えるように
性暴力被害には、「その後」がある。PTSDによるフラッシュバックや抑うつ、二次加害や法制度の不備……。それらが被害者を苦しめ、回復を妨げる。性暴力から安心して回復できるのはどんな社会か、そもそもなぜ性暴力は起きるのか、防ぐことはできないのか。回復のた
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カテゴリー:著者・編集者からの紹介
金丸弘美のニッポンはおいしい! その33「資本主義のリズムじゃなくて、自然のリズムで生きたい」 さいたま市・こばと農園 田島友里子さん
2025.12.09 Tue
田島友里子さんは三重県四日市出身。大学院で美術を学びつつ、教員も経験。しかし「会社の歯車として働く人生」に違和感を覚え、「一番シンプルな仕事=食をつくる農業」を選び、北海道で研修&就農。大規模畑作や酪農の現場で「日本の食糧基地」としての北海道と、輸入に依存した種・肥料・農薬の危
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カテゴリー:ピックアップ / おんなの仕事づくり
募集中❗️夫婦別姓「あなたの陳述書 裁判所に届け!動かせ!目指せ一万通大作戦!」締切延長 ◆第3次選択的夫婦別姓訴訟弁護団
2025.12.09 Tue
現行の制度が、ただ不便というだけに留まらず、どれだけ私たちの心や尊厳を傷つけるか、旧姓の通称使用の法制度化では本質的な問題は解消されないといったことについて、ご意見をお寄せください。
詳細と陳述例は https://bessei.net/call_for_statements/
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カテゴリー:マイアクション / 私たちはジェンダー平等政策を求めます / 行動のよびかけ
報告トークイベント 「夢のフェミニズムZINEプロジェクト」~ZINE文化とフェミニズム~
2025.12.09 Tue
2024年秋に公募した「夢のフェミニズムZINEプロジェクト」は、同年1月に開催された「いまこそ語ろう、フェミニズム・メディアの過去・現在・未来 -『ニュー・フェミニズム・レビュー』発刊35周年・WANミニコミ図書館収蔵記念」をきっかけに立ち上がったプロジェクトです。
たく
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カテゴリー:司書室だより
懸賞エッセイ募集 「自分の学術環境・アカデミックシェルター作り」奨励企画
2025.12.08 Mon
学術環境研究会では、学業に向けて再出発したい女性を励まし励まされる場作りの一環として、さらに大学以外の学術環境の可能性や重要性を探るために、女性向け懸賞エッセイを募集します。
各自が「自分の学術環境」や「自分のアカデミックシェルター」を築いていくための一助として、この機会を
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カテゴリー:マイアクション